源氏物語 日本画家の(中村帆蓬)さんによる源氏物語の挿絵展「古典を楽しむ源氏物語」が29日から中京区の生活空間ぱるあーとで始まりました。昨年から源氏物語の挿絵をシリーズで描き始めたもの。
 今回は、花の宴、葵、賢木、花散里、須磨の5巻をテーマに19点を展示。今秋11月にも「源氏物語 絵図特別展」を準備中で、数年かけて全54帖の挿絵を完成させたいとしています。中村さんは「源氏物語を本格的に読み始めたのは10年前に新聞連載の仕事を頂いてからです。何度も読むうちに登場人物が身近に感じられるようになりました。ライフワークとして何とか54帖を完成させたい」と話しています。9月3日まで。
 連絡先は、ぱるあーとTEL075・231・5479、FAX075・221・7896。