精華町9条の会連絡会は7月19日、同町内で「2008 戦争と平和のつどい」を開きました。参加者は150人。5月の「母べえ」上映に続いての取り組みです。
 シンガーソングライターの摩耶はるこさんは、主催者の期待にこたえて「ふるさと」を熱唱。ベトナム戦争に参戦したアレン・ネルソンさんは、戦争の悲惨さと平和の大切さを自らの参戦体験を通じてリアルに訴えました。アメリカこそ「テロ支援国家」、仲良しの日本は米大統領の選挙人になれるなど、今の日米関係を痛烈に批判。「戦場で敵地を発見するのは容易なこと、お腹をすかした子どもたちの泣き声ですぐに分かる」と、戦場の惨状を語り、「軍隊は人殺しと破壊を任務とする組織」と強調。アレンさんの著書もとぶように売れ、サイン会に長蛇の列ができました。(松田孝枝)