ママ友9条の会 ママ友9条の会は20日、結成1周年の学習会を京都市西京区の西京区役所で開きました。
 講師の広橋澄子さん(立命館大学国際平和ミュージアムのボランティアガイド)は、「母は体が弱いのに、産めよ増やせよで7人の子どもを産んだが女の子ばかりで肩身の狭い思いをしました。当時2歳だった妹が餓死した時、小さな遺体を入れた柳行李を抱いて離さない母の姿が忘れられません」と幼少期の戦争体験を語りました。
 そして、「どうして戦争が起こったのか。被害だけでなく、中国に攻めていった日本の加害の歴史から知ることが大事」と強調し、改憲の動きを批判。「憲法9条が変わるということは日本だけの問題ではありません。日本を戦争のできる国にしないために私達1人ひとりが知ったことを1人ひとりに伝えていくことが大事です」と述べました。(高田裕美)