「週刊しんぶん京都民報」で風刺マンガを描いている京都精華大学講師のチョン・インキョンさんは25日、日本ジャーナリスト会議(JCJ)の「黒田清・JCJ新人賞」を受賞しました。
 受賞作は、『コバウおじさんを知っていますか』。同書は、韓国の新聞『東亜日報』で55年から45年間連載された4コマ風刺漫画とその作者・金星煥(キム・ソンファン)を追ったものです。
 JCJは、受賞理由について「若者がたどった韓国戦後史であり、新聞の自由と抑圧の歴史となった。マンガとは、風刺とは‥を考えるジャーナリズム論でもある」と発表しました。