日本国憲法第9条を世界に広めようと活動している米国人のチャールズ・オーヴァビー氏(オハイオ大学名誉教授)が5月30日、立命館大学国際関係学部の君島東彦教授の授業に招かれ、「国境なき憲法9条の魔法に想いをはせる」と題して講義をしました。
 チャールズ博士は、湾岸戦争終結直後の1991年3月、オハイオ州アセンズ市で「第9条の会」を設立し、9条を世界中の人々に伝える活動を始めました。『地球憲法第9条』(たちばな出版)などの著書があります。
 講義でオーヴァビー博士は、「憲法第9条は日本人のためだけでなく、人類への贈り物」と強調し、9条のすばらしさを世界に伝えるための基金10億ドル集めることを提案。「様々な方法で、9条のすばらしさを世界に伝える努力をして欲しい」と学生に呼びかけました。(写真=アンクル・サムのふん装で「9条でアメリカの戦争中毒症を治して欲しい」と訴えるオーヴァビー博士)