右京区憲法九条の会は9日、「憲法9条を守ろう」「国民投票(改憲手続き)法案を廃案にしよう」と同区西院交差点で宣伝をしました。
 「会」のメンバーらは、参院で審議中の国民投票法案は、憲法改悪、戦争国家に導くものだと指摘し、憲法施行から60年たった今、憲法、平和の大切さを一緒に考えようと呼びかけました。
 20歳代の青年らは「戦争する国になるなんていや」「(法案の成立は)急いでやるもんじゃない」などと「国民投票法案の廃案を求める署名」にペンをとりました。子どもの頃に学童疎開の経験をした京都市内在住の男性は、「戦争になれば犠牲になるのは子ども。子や孫に同じ経験はさせたくない」と署名しました。