立命館大学文学部自治会は5日、自治委員会を開き教育基本法「改正」に徹底審議を求める決議を挙げました。自治委員会は定数42人の中、50人の参加(委任25人)により成立し、全会一致で採択されました。
 これまで文学部自治会は教育基本法「改正」の論点をパネルで展示して、学生に教育基本法に関する議論を提起していました。自治委員会では学生対象のアンケートの結果、学生内で教育基本法「改正」について議論が深まっていないと判断。自治委員からは「愛国心教育という理念に疑問を感じる」「国民の意志を全く無視している」「明らかな議論不足だ」「改正のやり方に問題がある。あまりに強行的すぎる」などの声が挙がり、今後学生内で議論していくことが重要であると確認されました。
その上で8日の参院通過は時期尚早とし、法案の徹底審議を求める決議を挙げました。(西山)