アニメのキャラクターやお姫様、ピエロに魔女、カッパに殿様…。保育・学童への公的支援の拡充を求めて19日、上京区の西陣織会館で「上京ふれあい企画 なんかして遊ぼ!仮装行列」が開かれ、思い思いの仮装をした子どもと大人ら180人が集まりました。主催は上京区内の公民の保育所・学童保育所の保護者会や労組でつくる上京保育料値下げ連絡会(現在6施設加盟)です。
 同連絡会は、過去17回にわたって天神公園で上京ふれあい広場を開催してきましたが、今年は外に飛び出し、もっと市民にアピールを!と、仮装行列を計画。当日の進行も含めて保護者が大奮闘!でした。会場から約1時間市内をパレードに出発。帰ってからは、室内でつながり遊びやヒップホップダンスなど歌って踊って楽しみました。
 国の進める規制緩和や市場化政策のもとで保育が「商品」にされる動きが進み、認定こども園制度もその危険性に対する不安が保護者の間でも拡がってきています。「子どもは未来の宝」子ども達の豊かな育ちと平和な未来を残すために大人にできることはいっぱいあるはず、運動も楽しく元気にと当日は大人も子ども達と一緒に楽しむことができました。(久保田)