西新道錦会商店街(京都市中京区)が地域密着事業として行っている、毎週金曜日の「お昼のお食事会」が今月10日、7年目を迎えました。この日のメニューは、魚の南部焼、豆腐とひじきの炒め煮、青菜のごまあえ、山菜おこわ風。利用するお年寄りらは、「おいしいお弁当だけでなく、おしゃべりもごちそう」と楽しんでいます。
 お食事会は99年11月に同商店街の空き店舗(エプロンホール)を活用してスタート。商店街に近い、授産施設の京都市朱雀工房に弁当づくりと会場での給仕を委託し、現在50人分を出しています。食材はすべて商店街から仕入れ、栄養士によるバランスを考えた手作り弁当です。
 7年前から利用している97歳の鈴木こよさんは、毎週金曜日を心待ちにしているといい、「お弁当もおいしいけど、みなさんとの楽しいおしゃべりもごちそう」と顔をほこらばせていました。