終戦の日の8月15日、「南山城村9条の会」では、村内の童仙房高麗寺で平和の鐘をつきました。1ケタ世代から80代までの各世代にわたる22人が、世界平和と憲法9条をなんとしても守ろうと高さ3メートル近くある大きな鐘をつき鳴らし、最長余韻3分40秒という荘重な鐘の音に聴き入りました。
 また夏空に屹立する花崗岩でつくられた日韓友好平和の塔と十三重の塔の前で平和への誓いを新たにしました。その後、管長さんから、東大寺を開いた僧行基が、童仙房不動の滝で修行をしたという話や、仏教の宗派を問わず、キリスト教や神教を信じる人でも世界平和を願う人は、垣根を取り払って見学や宿泊などをしてくださいというお話を拝聴しました。
 参加者全員で、来年もぜひ「平和の鐘」をつく取り組みを成功させようと確認しあいました。