「京都府商工団体連合会」は21日、京都市右京区の府中小企業会館で、「第45回総会」を開き、憲法を力に大増税阻止、危機打開の多彩な運動を進め人間復権の経済・社会の実現の実現を目指すなどを柱とする方針を採択しました。
 伊藤邦雄会長はあいさつで、小泉内閣を「大企業の利益を最優先する規制緩和によって一部の『勝ち組』と大多数の『負け組』をつくった」と批判。消費税増税や憲法改悪など間違った政治は、「民商・京商連の理念を掲げてたたかえば、変えられる」と強調しました。
 来賓としてあいさつに立った日本共産党府委員会の成宮まり子国政委員長は、消費税増税、サラ金、BSE、憲法改悪などの問題で「民商・京商連のたたかいが運動をリードしてきた」とのべ、「みなさんの運動と結んで、業者の営業と暮らし、平和憲法を守るために全力でがんばりぬきます」と語りました。
 代議員は、総会方針案を採択し、新役員を選出しました。
 【新役員】▽会長=伊藤邦雄(再)▽副会長=田口克己(再)、源進一(再)、久保田憲一(再)、国府久雄(再)、今西和政(新)▽会計=西村英弥(新)▽事務局長=坪井修(再)。