今年結成60周年を迎える京都市職員労働組合(池田豊委員長)は10日、市内のホテルで06年の旗びらきを開催し、これまでの運動に確信を持つとともに知事選挙をはじめとした、たたかいに向け意気をあげました。
 池田委員長があいさつで市職労60年の歴史や、憲法改悪と自治体構造改革に対する地方におけるたたかいの重要性などについて述べました。来賓のあいさつのあと、4月に実施される京都府知事選挙に出馬表明された民主府政の会代表委員の衣笠洋子さんが登場。衣笠さんは「アンケートにあった3万人以上の府民の方からの切実な思いや叫びを府政に生かすためがんばる」と決意をのべました。
 市職労は60年間戦後の労働運動の最前線の一翼を担ってきましたが、今後も憲法改悪、小泉構造改革に反対し、府民のための府政をめざして府知事選挙を全力挙げて奮闘することを決意しあい、新春へスタートダッシュしました。
 オープニングでは、今年結成50年、市職労加入38年の京都交響楽団の組合員によるミニコンサートで金管10重奏が披露されました。(佐賀典子)