2007年12月 3日

私は仕事復帰した。
午前中だけ働き昼間は家にいる。

午前中で職場を「お先に失礼します。」と帰るので、
「おうちでお昼からなにしてるの~」と聴かれることがある。

おうちでゆっくりお昼寝したり、お茶を片手に映画鑑賞…。
なんてしているヒマはない!

昼食を取ったあと子どもたちのお迎えに出るまで私が椅子に座ることはない。

朝ご飯の片づけ、床に落ちた食べこぼしを掃き、お布団をぱたぱたして洗濯物を畳み、夕食の買い物と調理をする。

それだけで午後4時。
お迎えに出る時間だ。

子どもたちが帰ってきてご飯、お風呂、本を何冊か読んで一緒に遊び、ネンネをさせると午後9時。

もって帰ってきた洗濯物が山とある。

子どもたちと一緒に寝てしまい、深夜に起きて洗濯することもある。

半日を家事に費やしても床にご飯粒や(乾いたご飯粒は凶器だ!)増えてくるおもちゃが散らばっていない日はない。

きゅうたろう君の靴を毎日洗うなんて無理!
おやつは手作りする余裕はない!

こんなに家事に時間がかかるなんて。

半日のパートの私でコレなんだから、フルタイムで働くママのおうちはきっと洗濯物が常に山と積まれ、掃除は週に1回かそれ以下なんじゃないだろうか。

いや仕事をしていないママのおうちは余計ひどいかも。
子どもが保育園に行っているから数時間でも家事に専念できる時間があるんだもの。

その証拠にうちでも休日や、子どもが体調不良で保育園に行けない日は途端に家が汚くなる。

掃除を始めようと目を離した瞬間に兄弟ゲンカが始まり泣き声があがる。食卓の下を掃いたと思ったら子どもが居間でビスケットをこぼしている。お皿を洗おうとしたら「ママア、オシッコデテシマッタ。」と声がかかる。
ミニカを片づけたと思ったら電車が出されている。

笑うしかない。

子どもを持つ前は家事と子育てがこんなに手間暇かかるものだとは知らなかった。平然と「子どもができてからも仕事は続けたい。」と周りに言っていたと思う。

そんなに簡単なもんじゃない。

07/12/03

2007年10月12日
 ■ 仕事復帰

私は育児休暇を切り上げ、仕事に復帰することに決めた。

弟を入れようと考えていた保育園に空きがあるのを園長先生に聞いたからだ。

しかし、夫は連日深夜の帰宅で、実母も義母も京都におらず、残業と変則勤務をする条件は何度考えても私にはない。
もちろん夜間保育や二重保育をやりくりする手もあるにはあるが、子どもたちへの影響を考えるととても踏み切れないし、それが10年近く続くなんてとても決意できない。

退職して残業と夜勤のない非常勤になるしかない。

私はちょっと泣いた。

子どもを育てながら正社員で働くのってそんなに大きな望みかな?

5年前、なかなか正社員で仕事が決まらずやきもきしたのに、また自分から非常勤にならざるを得ないなんて。

課長にお願いに行ったときに、自転車に乗りながら涙が出てきた。
後日の面接でも面接中に涙をこらえられなかった。

でも落ち込んでるヒマはないのだ。私はママだもの。
私には全体重をかけて頼ってくるきゅうちゃんとようちゃんがいるもの。

私の職業は「ママ」だ!

私は残念だが退職して、非常勤になった。

07/10/12

2007年6月19日

仕事を育児休暇で休みはじめてからそろそろ一年だ。
きゅうたろう君を保育園にやり、弟と一緒に過ごす日々だ。

自分の時間は相変わらずないが、きゅうたろう君もおっぱいをやめ、弟も夜は寝るようになってきたからずいぶん楽になってきた。

そろそろ仕事に戻りたいなあ。

何度もそう思うが夫の帰りが毎日2時3時なのと、自分の仕事が変則勤務なのがどうしても引っかかって決心できない。

私が夜10時近くまで働いたら、夫が子どもたちにご飯を食べさせるわけだけど、あの人、調理して二人の幼児に食べさせられるかなあ。
いや、買い物からやってもらわないと。

子どもたちは私と寝るのに慣れているのに、パパとネンネできるかなあ。

彼の睡眠時間はもっと減るだろうなあ。

変則勤務じゃなくても、私は今と同じだけ子どものために時間を使うのは無理だろうなあ。
あー、それじゃあ毎日靴を洗ってあげることも、晴れの日にお布団を干してあげることも、おやつを手作りしてあげるのもできなくなるんだなあ。夕飯の後電車を見に出かけるのも疲れてできなくなるのかなあ。仕事のイライラを子どもにぶつけてしまわないかなあ。


やっぱりもうちょっとおうちにいてようか。

いつもこんな感じで復帰する決意は固まらない。

07/06/19