20150805-02 京都市下京区の「植柳9条の会」は「戦争法案」反対の世論を広げようと、地域内の全戸(約1500)に署名と「戦争法案反対」シールを配布しています。

 同会は2004年、東・西本願寺の間に位置する植柳学区で結成しました。その後活動休止状態にありましたが、関電京都支店前の「キンカン行動」に参加する堀林正さん(42)、ぶとのりこさん(28)の協力を得て今年6月に再開。毎週会合を開き、各地の取り組みに参加してきました。
 
 シールは、1辺9㌢の正方形で、赤ん坊を抱いた母親の絵と「殺すなかれ。戦争法案反対」のメッセージが書かれています。地域住民が署名だけでなく、「反対」の意思を気軽に示すことができるようにと発案。絵は、デザイナーである、ぶとさんの姉が担当。署名とともに配布します。

 ぶとさんは、「地域から安倍政権を追い詰める力になれば幸い」と話しています。
 同会代表で一念寺住職の谷治暁雲さんは、「世論調査では国民多数がすでに反対している。さらに、地域の反対の声を示すために、署名とともに広げたい」と語っています。
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