20150611-02 御所南ピースウオークが9日行われ、「憲法9条をまもろう」「安全保障法制改悪反対」と梅雨空を吹き飛ばすような元気なシュプレヒコールが響きました。今回で94回目で、12団体から40人が参加しました。

 ウオーク終了後の集会では、自由法曹団京都支部の津島理恵弁護士が「戦争法案」の危険性を告発。189人の憲法学者が「憲法違反」と指摘しているのに対して、中谷防衛大臣が「現在の憲法をいかにこの法案に適応させていけばいいのかという議論を踏まえ閣議決定を行った」と発言したことに触れ、「これは法律を作ってそれに合わせる形で憲法9条を変えるんだという政府の本音が出たもので、立憲主義に反するとんでもない発言です。私たちも戦争法案反対の声をあげ、これまでのつながり以上に運動の共同を広げ、なんとしても成立を阻止しましょう」と呼び掛けました。

 「中京9条の会」の北山さんが、「9条の会が今、頑張らねばいつやるのか」と強調し、「9の日」宣伝(烏丸御池・午後6時)、学習会(7月17日、ハートピア京都)、ポスターの貼り出しなど戦争法案廃案に向けての決意を語りました。(登尾)