沖縄大支援講演&コンサート 「沖縄・辺野古の新基地建設強行はやめて!」「サンゴが育つ、ジュゴンの海を壊さないで!」「基地のない沖縄めざす知事の実現を!」―11日、「沖縄大支援! 講演&コンサート」が伏見区の呉竹文化センターで開かれ、会場いっぱいの220人が参加しました。
 主催は「オール沖縄と連帯する伏見の会」。
 沖縄民謡・安里屋ユンタでオープニングした後、日本キリスト教団の平田義牧師(愛隣館研修センター所長)が、「平和をつくりだす―沖縄に思いを寄せて」と題して講演しました。平田氏は、この10年間、毎年職員の平和研修を沖縄で行っていること、また、政府が強権を発動し暴力的に県民を排除して辺野古新基地建設を強行する実態を動画で紹介しながら、「平和の武器は学習。沖縄は大事な学習の場。勝つためには諦めない。これからも一緒にたたかいましょう」と呼びかけました。
 コンサートでは、西垣由美子さん(音楽療法士)、川口真由美さん(行動するミュージシャン)、大城敏信さん(三線奏者)、長野たかし(元・五つの赤い風船)&森川あやこさんが、沖縄連帯・平和への熱い思いをこめて熱演・熱唱しました。沖縄県知事選・オナガ雄志さんの支援に現地にかけつける田中敏博氏(京都政経研究会)が決意を表明したあと、全員総立ちで「沖縄を返せ!」を大合唱、沖縄連帯・支援の熱気あふれるつどいとなりました。
 「オール沖縄と連帯する伏見の会」はこの日に向けて、広く団体、店舗(沖縄料理店、喫茶店など)、個人に賛同および沖縄支援カンパを呼びかけた結果、47の団体・店舗と個人364人が賛同し、寄せられたカンパは、当日の会場分を含めて50万円を大きく超えています。また、多くの方が知事選支援の寄せ書きに署名しました。
 会は引き続き活動を強化し、知事選勝利、沖縄連帯・支援の輪を大きく広げようと呼びかけています(S)。