尾崎さんとつどいタウンミーティング 来春の府知事選挙(3月20日告示、4月6日投票)で府政転換をめざす、尾崎望候補(小児科医)は12日、京都市左京区の京都教育文化センターで、左京区の住民らとタウンミーティング(意見交換会)を開き、60人が参加しました。米軍レーダー基地設置、社会保障、教育、保育などの問題で、実態や要望が出され、府政転換を誓いました。
 尾崎氏は、安倍政権の秘密保護法強行を強く批判し「撤廃に全力を上げる」と表明。子どもの医療費助成制度の拡充など「貧困の再生産」を断ち切るための施策や、高齢者医療・介護の拡充、地域経済再生などの政策を紹介し、「みなさんの思いを聞くために各地をまわっています。ぜひ要望やご意見をうけて政策を発展させていきたい」と呼びかけました。
 保育士、公務員、教育関係者、年金生活者などが発言。
 福祉保育労左京支部の組合員らが知事選に向けて集めたアンケートの内容を報告。「賃金が安くて生活がきびしい」「現行保育制度の維持を」「子どもの医療費無料化の充実」などの声が上がっていることを紹介し、保育と医療・社会保障の充実を求めました。
 また「米軍レーダー基地は絶対につくらせないで」「府営住宅の改善を」「水害対策に力を入れてほしい」などの要望が出されました。
 尾崎氏は、社会保障・福祉施策の拡充などそれぞれの要望にこたえながら、府政転換への決意を述べました。