脱原発アピール行動 「原発いらない、このまま廃炉、汚染水止めて、あなたも考えよう!」――20日夕、下京区の関西電力京都支店前での脱原発アピール行動には市民ら100人が参加し、関電職員や沿道の通行人らに訴えました。大飯原発が定期点検で止まっていることから「このまま廃炉へ、やったらできる。電気は足りてる、原発なくそう」と太鼓やオカリナ、ギターなどを鳴らしながらコールを響かせました。
 「ずっと棄民政治だったんだ」という自作のプラカードを掲げていた女性(67)は「戦争もそうです。戦争責任もはっきりさせない国。原発事故が起きてもいまだに何も対策ができない国って、国民を見捨てているんじゃないですか。日本ってこんな国でしたか? その国民の1人として、私はここに来て最低限できることを続けて行こうと思う。黙っていたら認めることになる。声をあげ続けたい」と話します。
 毎回、自分で考えたアピール文を掲げている夫妻は「国民も世界も欺くブラック総理 汚染水より汚いぞ」「原発停止 悪魔の休息 今こそとどめを」とユーモアあふれるフリップを掲げていました。