原発なくそう宇治の会 原発なくそう宇治の会は27日、「使い捨て時代を考える」相談役の槌田劭さんを迎えて「原発と食品の安全」をテーマに学習会を行い、30人が参加しました。
 槌田氏は原発事故以来、いまだに原子炉に手がつけられないままの状態が続いていることについて、原子力は100年前から危険性が指摘され、その火を手なずけるという傲慢さの先にある悲劇ではないかと述べました。「我々にできることは福島の人たちに心を寄せることだ」と話しました。また、参院選挙で自民党が圧勝した背景に景気や経済優先への思いがあると指摘。経済優先の社会のあり方について、経済と言う言葉は「経国済民」という「国を治め民を救う」意味だとして「お金が最優先の世の中でいいのか、まず自分の生き方がこのままでいいのか、考えてほしい」と問いかけました。
 学習会後、参加者らは7回目となる「原発なくそうウオーク・宇治」を行い、宇治橋西詰めからJR宇治駅、宇治橋通りを回って京阪宇治駅まで「高浜動かすな」「再稼働許さない」などとコールしながら行進しました。