関電周辺の抗議デモ 「高浜動かすな」「プルサーマルいらない」「危険なMOX持ち込むな」――脱原発を訴えて関西電力京都支店前で声を上げ続けている「キンカン」行動が28日で1年を迎え、市民ら250人が関電周辺の抗議デモに参加しました。
 
 デモ出発前には、27日の高浜原発へのMOX燃料搬入に抗議する集会に参加した中本式子さんが現地の様子を報告し、「MOX燃料を積んだ船が湾の中に入って来た時、私の体の脇の下にできものができたような気持ちになった。捨てるところが無く冷やし続けるしかないものをどうしてこんなところに持ってくるのか。これから原発再稼働が目白押しだが私たちは抵抗をやめることなく、大きな声を上げ続けよう」と訴えました。
 沿道からは「頑張れ」の声とともにデモの様子をカメラに収める人が目立ちました。
 抗議行動が始まったのは昨年6月29日。大飯原発再稼働を前に市民らが集まり、反対をアピールしました。以来毎週金曜日の午後5時から7時まで、毎回100人以上が参加しています。