「さっさと死ねるように」暴言に抗議 21日開催された政府の社会保障国民会議で、麻生太郎副総理・財務大臣が「政府のお金で(高齢者は)さっさと死ねるようにしてもらいたい」など暴言を吐いた問題で、全日本年金者組合京都府本部(組合員約5300人、山崎彰委員長=写真)は23日、大会に次ぐ府本部委員会で麻生副総理・財務大臣に対して、抗議と要請の緊急決議を行いました。
 抗議の決議では、麻生副総理の発言は「安上がり終末医療を要求する本音を述べたもの」とし、終末医療には、いろいろな考え方があるものの、「『国民会議』という『社会保障』を協議する場で、個人的な問題にかこつけて人権を無視する安上がり終末医療を要求することは許されない」と厳しく糾弾し、「政府が自立・自助を唱えてすすめている本音がでたものとして、厳しく抗議します」としています。(仲野良典)