第12回京都高齢者大会 「高齢者に安心を、若者に未来を、変えよう政治を」をスローガンに第12回京都高齢者大会が9月29日、中京区のラボール京都で行われ、府内から約320人が参加しました。
 全体会では京都高齢者運動連絡会の岡本康代表委員が主催者を代表してあいさつ。民主党内閣が被災地の生活支援や消費税増税、欠陥機のオスプレイ配備などの国民の苦難をそっちのけで悪政推進に突っ走っているときびしく批判。「悪政おしつけの民主党、政治を投げ出した自民党総裁や役者のような維新の会に負けるわけにはいかない。世代を超えて連帯し、国民生活を守る政治に変えよう。高齢者は運動の前進のために先頭に立って頑張りたい」と述べました。
 立命館大学政策科学部の森裕之教授が「政治の危機と国民生活」と題して講演。橋下・維新の会の動きやねらい、「維新八策」の内容などについて詳しく解説しました。また、憲法・平和、医療・介護、年金など7分科会に分かれての話し合いと税や葬儀に関する学習講座も開かれました。
 大会では「後期高齢者制度を廃止し、安心できる介護制度をつくる▽高い国民健康保険料の引き下げ▽最低保障年金制度の確立▽原発ゼロを直ちに実現▽消費税増税をやめさせよう▽TPP参加をやめさせよう▽オスプレイ配備をやめさせよう」との宣言を確認しました。
 来ひんとして京都総評の梶川憲事務局長、日本共産党府委員会を代表して倉林明子京都市議、新社会党府本部の池内光宏委員長、が連帯のあいさつを述べました。