年金者組合宣伝 「弘法さん」でにぎわう東寺(京都市南区)前で21日、全日本年金者組合京都府本部のメンバーが、年金切り下げ法案の廃棄や消費税増税実施の中止を訴える宣伝署名行動を展開しました。府本部役員や京、南、伏見の各支部役員ら25人が参加。
 吉田靖府本部書記長はハンドマイクで、10月から実施されようとしていた年金2.5%減額法案の成立せず継続審議になったことを述べ、「これは年金下げるなという国民の声と年金者組合などの運動の成果です。政府は年金を昨年0.4%削減し、今年4月に0.3%引き下げられたんです。さらに2.5%の削減をねらっていたのです。しかし継続審議になり、政府は執拗に減額をねらっています。継続審議でなく廃案にさせる署名にご協力してください」と訴えました。また、10月19日の京都年金者一揆の集会参加も呼びかけました。
 伏見支部事務局長の山本和夫さんは、年金減額阻止とともに「私たち年金者組合は日本の世界の平和を願っています。沖縄をはじめ、今、事故だらけの米軍のオスプレイが配備されようとしています。アメリカ国内でさえ多大な事故や環境に及ぼす影響などで飛べないのに何故に日本で飛ばすのか? ほんとに許せません」などと訴えました。(仲野良典)