府庁前・再稼働反対緊急集会 大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の再稼働に反対する京都の労組や民主団体が26日、京都市上京区の京都府庁前で緊急集会とパレードを行い、110人が参加しました。
 京都民医連、京都府商工団体連合会、新日本婦人の会京都府本部、京都母親連絡会、自由法曹団京都支部、日本科学者会議京都支部、京都総評の7団体が呼びかけたもの。集会では主催団体を代表して京都総評の岩橋祐治議長があいさつし、「府民の安全を顧みない再稼働が強行されようとしている。京都から再稼働反対の声をあげて、関電、野田内閣をさらに追い込んで再稼働を断念させよう」と訴えました。日本科学者会議京都支部の宗川吉汪事務局長は、「大飯原発で事故が起これば多数の府民に被害が及ぶ、京都は地元。(再稼働に反対の態度を示している)山田(=啓二)京都府知事と嘉田滋賀県知事にエールを送ります」と述べました。
 連帯のあいさつをした、日本共産党府議団(11人)の前窪義由紀団長は、「再稼働に反対し、原発ゼロへ全力で取り組む」と決意を語りました。
 集会後の府庁周辺でのパレードでは「大飯原発の再稼働反対、強引な再稼働をやめさせよう」とシュプレヒコールを響かせました。
 集会には日本共産党府議団の全議員が参加しました。