大飯原発再稼働反対緊急デモ行進 野田首相らが関西電力・大飯原発3、4号機の再稼働に向けて、安全判断の新基準を決めた(6日)ことを受け、京都の大学生らが京都市内で再稼働に反対する緊急デモ行進をしました。昨年6月から脱原発を訴える学生らでつくる「原発ゼロアクション」実行委員会が主催したもの。
 デモは、前日からツイッターなどソーシャルネットワークサービスで呼びかけたもので、70人以上が参加。京都市役所前(中京区)から円山公園(東山区)まで、「京都を汚すな」「琵琶湖を汚すな」「大飯原発、動かすな」などとシュプレヒコールし、アピールしました。行進中、沿道から次々と若者が参加し、観光客も手を振って応援していました。
 デモを呼びかけた立命館大学の松田真一さん(21)は、「京都府や琵琶湖のある滋賀県の住民の合意もなしに再稼働を進めることは許されない」と訴えました。
 ツイッターを見て参加したという精華大学生の女性(24)は、「デモは怖いと思っていたけど、自分も声を上げなければと思い参加した。テレビでは『再稼働は必要』と言うけど、ネットの情報は『危険』で全然違う」と語りました。
 日本共産党の、かみじょう亮一衆院京都6区予定候補(26)も参加しました。