京都ハイクファミリー 新日本スポーツ連盟京都ハイクファミリーは15日、ぶらり散策例会『嵯峨野路散策』を行い、34人が参加しました。
 JR嵯峨野線嵯峨嵐山駅前に午前10時に集合して、駅の横にあるジオラマ・京都JAPANを見学しました。展示してあるD51等4両のSLの大きさと迫力に圧倒されてしまいました。見学後は清涼寺(嵯峨の釈迦堂)へ向かいました。
 京都の三大火祭りの一つ、お松明式が夜に営まれるために、保存会の人達が早稲(わせ)・中稲(なかて)・晩稲(おくて)に見立てた高さ約7メートルの松明三基を、僧侶の読経の中クレーン車を使って建てた珍しい光景に、参加者は感激しました。本堂や庭園なども開放されていて白梅・紅梅が彩りを添えています。
 十分に楽しませてもらって落柿舎へ向かいました。まだ行楽シーズン前なので観光客も少なく静かな嵯峨野路をゆっくりと散策することができました。昼食を公園で済ませて、竹の小径を通って縁結びの野宮神社へ、大勢の若いカップルに交じってお参りしてから、渡月橋を渡って法輪寺を訪ねました。高い所にある境内からは京都市内や嵐山・愛宕山など素晴らしい眺めを見ることができました。頬に当たる風が冷たく肌寒くなってきたので、13時30分に予定よりも早く解散しました。(岸本)