民主党に期待していましたが、今回の市長選挙では中村和雄さんの勝利を願っています。
 開業医をしていますが、年々患者さんの生活が大変になっていると感じます。生活保護の方も増え、少ない年金生活で切り詰めながら医者にかかる人が多いのが実態です。医療費を払うことができず、受診を抑制される方も生まれています。
 こうした厳しい状況の中、民主党政権が生まれました。私も医療や福祉が前進するのではないかと期待していましたが、マニフェストで掲げた公約は実現できていません。官僚の言う方向に流されているようで、残念ですね。
 中村さんは共産党が推しているからダメだという人もいますが、全国的には“共産党の首長”でも、うまく運営している自治体があると聞いています。国保料の引き下げなど、医療や福祉を充実させる政策を掲げておられますし、ぜひ市政を変えてほしいですね。(左京区修学院在住)(「週刊しんぶん京都民報」2012年1月29日付掲載)