決起集会 来年1月22日告示、2月5日投票の京都市長選に向けて、京都市職員労働組合(小林竜雄委員長)は6日、京都市左京区の京都教育文化センターで決起集会を開き、中村和雄市長実現を誓い合いました。組合員280人が参加しました。
 あいさつに駆けつけた中村氏は、大阪市長選で橋下徹氏が勝利した理由について、「自民党と民主党が束になっても勝てなかったのは、それだけ市民に生活への閉塞感があるから。私が市長になって『脱原発』を掲げる橋下氏といっしょに関電に原発をなくせと迫りたい」と訴えました。
 また、市民と職員の声を無視したトップダウン運営を変えるため、区民協議会を設置すると表明。「行政区のあり方、職員の働き方も区民のまちづくりを支えるものに変える。京都を住んでよかったと言われるまちへ職員のみなさんと一緒に刷新しよう」と呼びかけました。
 小林委員長は、門川現市長が大幅な人員削減を推し進めた結果、災害対策の要となる消防士のポンプ車に乗車する人数が1台5人から4人に減らされたと報告。「市長選は市民の暮らしを守り、働きがいのある職場にする、要求実現のチャンス。要求を職場、市民と共有して、市政を変えるたたかいを広げよう」と訴えました。
 各支部、女性部、青年部が「公契約条例の実現」「市民を守る脱原発市長の実現を」「市営保育所を守りたい」「京都を真の環境対策都市に」など、それぞれの要求を寸劇などのパフォーマンスでアピールしました。