右京区民集会 来年1月22日告示(2月5日投票)の京都市長選に向けて、中村和雄弁護士を推薦する「市政刷新の会」の右京区連絡会は25日、京都市中京区のラボール京都で右京区民大集会を開き、270人が参加しました。
 あいさつした中村氏は、福島第1原発事故にふれ、原発から60キロ離れた福島市内では、子どもらが歩く通学路でも基準値以上の放射線量が検知されていると指摘。「事故となれば若狭湾の原発群から60キロしか離れていない京都市も同じことになる。私が市長になれば『脱原発宣言』し、国にも働きかける。脱原発を示す選挙にしよう」と訴えました。
 また、右京区の仕事を右京区に本社を置く企業に回し、労働者の賃金を最低でも1000円にする公契約条例の実現を訴え、さらに「公共交通を増やしてほしいとの住民の声を無視して、梅小路公園の水族館や岡崎の京都会館のように企業に市民の財産を売り渡す市政を変えるため、区民が意見で市政運営できる区民協議会を設置したい」と公約を述べました。
 日本共産党の岩橋ちよみ京都市議が市政報告を行い、「門川市長は期限を切った脱原発を言えない。中村さんで脱原発を実現しよう。右京区では前回、現職より得票を上回った。底力を発揮して勝利を」と訴えました。
 非正規労働者や保育士、住民団体、業者団体など各界のメンバーが応援スピーチし、「JR嵯峨嵐山駅のくるまみち踏み切り改善へ、直接私たちと調査して声を聞いてくれた中村さんを市長に」「高い国保料を払って差し押さえされない代わりに、ヘルパーを呼ぶ回数やデイサービスを減らしているお年寄りがいる。家族のために中村さん支持を広げよう」など訴えました。