京都府農業会議の草木慶治会長は26日、同会議が政府、国会あてにTPP交渉への参加反対を求める緊急要請を行ったことを受け、談話を発表しました。
 全文は次の通り。
 TPP交渉参加に向けた動きが急速に強まって参りましたが、私ども農業委員会系統は「例外なき関税撤廃」の原則を持つTPPは、京都府農業と農村に壊滅的な打撃を及ぼすものと危惧し、交渉参加に反対をしています。
 本日開催した本会議の定例常任会議では、今の緊迫した情勢を踏まえ、改めてTPP交渉への参加反対を求める政府・国会あての緊急要請を決議したところです。
 系統としては、今後とも、幅広い業界の団体や消費者の方々と共に、拙速な交渉参加には反対ということで、運動をすすめて参りたいと思っています。