若狭湾の原発のすみやかな撤退を求める申し入れ 日本共産党府議団(前窪義由紀団長、11人)は19日、山田啓二知事に対し、「若狭湾の原発のすみやかな撤退を求める申し入れ」(第3次)を行いました。
 申し入れでは、運転停止中の原発と事故で停止した大飯原発1号機の運転再開を認めないこと▽高速増殖炉「もんじゅ」の廃炉、プルサーマル計画の中止▽30年以上の老朽原発8機の廃炉、敦賀3、4号機の新増設中止▽関西電力に対しすべての発電能力と現状の報告を求め、府内企業などがもつ自家発電の現状と能力を調査すること▽原発からのすみやかな撤退、自然エネルギーの飛躍的拡大─などを求めています。
 山田清司危機管理監が対応し、前窪府議は「大飯原発1号機も事故で運転停止になり、『もんじゅ』も存廃が問われる状況になっている。いまこそ原発から撤退すべき」と求めました。
 申し入れには、前窪義由紀、光永敦彦、加味根史朗、山内佳子、島田敬子の各府議が参加しました。