子どもと教科書を考える連絡会 京都市教育委員会が21日の委員会で来春から公立中学校で使う教科書の採択を予定していることに対し、「京都 子どもと教科書を考える連絡会」は8日、京都市中京区の市役所前で宣伝し、侵略戦争美化の教科書採択を阻止しようと訴えました。
 参加者が次々とマイクを握り、検定に合格した「自由社」と「育鵬社」の歴史・公民教科書が、戦前の日本の植民地支配を正当化し、天皇を過剰に美化するなど、「誤った歴史観に基づいたもの」と厳しく批判。原子力発電についても、利点だけを強調し危険性にほとんどふれていないことを紹介し、「2社の教科書が検定に合格したことそのものが問題。事実にもとづかない教科書を子どもたちには使わせてはならない。採択しないよう市教委に声をあげていこう」と訴えました。
 日本共産党の蔵田共子市議が参加しました。