「語り継ぐ、戦争・空襲のメッセージ講演会」(同実行委員会主催)が11日、舞鶴市の商工観光センターで開かれ、市民ら270人が参加しました。
 実行委の蒲田忠夫代表のあいさつ後、戦争末期に学徒の戦意高揚のために歌われた「ああ紅の血は燃ゆる」がこの講演会にむけて作られた男声合唱団が解説付きで合唱しました。
 安斎育郎立命大名誉教授が「戦争と平和-原発問題とエネルギー政策に触れて」と題して講演。アジア太平洋戦争の末期に舞鶴に投下された原爆模擬弾や米軍による本土空襲という戦争の被害実情、そして福島原発事故の現状や危険な日本の原発の実態、エネルギー政策の転換の必要性、放射能汚染地域の対応などについて詳しく述べました。(橋本)