京都市教職員組合定期大会 京都市教職員組合(清水和代委員長)は21日、第43回定期大会を京都市左京区の教育文化センターで開き、○平和、憲法を守る○改訂学習指導要領に反対し、改悪教育基本法の具体化を許さない○貧困と格差から子どもを守る○長時間・過密労働をなくす○働きやすい職場づくり─など5つの重点課題を柱にした2011年度方針を採択しました。
 運動方針案を提起した寒川書記長は、東日本大震災で救援募金を全分会に呼びかけ、約128万円の募金を集めて、被災した3県の教育委員会に届けたことを報告し、引き続き被災者支援の取り組みを行っていこうと呼びかけました。
 また、運動の成果として○国の制度で今年4月から小学校1年の35人学級を実現○教職員の長時間・過密労働に対して、市教育長が「労働時間短縮は喫緊の課題」と述べ、改善の通達を出したこと、などを紹介し、「前進面を生かしてさらなる運動強化を」と訴えました。
 大会には、来ひんとして日本共産党の井坂博文京都市議が参加しました。

 選出された役員は次の通り(敬称略)。執行委員長=清水和代(新)、副執行委員長=高木政江、中野宏之、森晋一(以上再)、細田俊史(新)、書記長=寒川正春(再)。