大古書即売会 ゴールデンウィーク恒例の「第29回春の古書大即売会」(京都古書研究会主催)が1日、京都市左京区のみやこめっせで始まりました。5日まで。
 京都、大阪、岡山、徳島のなど約40書店が参加し、50万冊以上の古書を販売します。今年は大正元年から100年を迎えるにあたり、「大正100年コーナー」を設置。また各書店の京都にまつわる本を並べた「京都コーナー」も設けられています。  
 1日の即売会開始前には500人以上が並ぶなど、会場は目当ての本を探す人であふれました。
 市内の大学院生(24)=北区=は「仏教を研究しているので、研究に役立つ本を探しにきました。初めて来ましたが、たくさんの本があって、研究以外の本も買ってしまいました。もっとよくまわって本を探したい」と話していました。
 同会広報の草木篤男さんは、「これだけたくさんの方が本を求めて集まる会場は全国でも珍しい。幅広いジャンルの本を揃えていますので、ぜひ多くの人に来てほしい」と話しています。また、同会は即売会の売り上げの一部を東日本大震災の義援金にあてる予定です。
 午前10時から午後4時45分まで(5日のみ午後4時まで)。