日蓮上人門下・京都立正平和の会の石田良正理事長は18日、政府が17日閣議決定した「防衛計画の大綱」の撤回を求める要請文を菅直人首相宛てに送りました。
 同「大綱」は、新たに「動的防衛力」を構築するとして、南西諸島を中心に新たな部隊や潜水艦などをを増強するものです。
 文書では「動的防衛力」構想について、「日本周辺や海外の戦争に、自衛隊が速やかに対応できる体制をつくる方針」と指摘。憲法九条で禁止された「武力を行使」するもので、「日本の方針としては、許されるものではありません。問題解決のためには、軍事力の強化ではなく、外交力を強化する道を」として、撤回を求めています。