「非核の政府を求める京都の会」(望田幸男代表)は15日、米国のエネルギー省国家核安全保障局(NISA)が地下核実験場で未臨界核実験を実施(9月15日)したことに対し、米国のオバマ大統領あてに抗議文書を送付しました。
 文書では、今回の核実験が、オバマ大統領の「核兵器の役割の低減」という言明を台無しにし、「核兵器のない世界」へのアプローチに逆行するものとし、「他国の核開発・核拡散を誘発する役割を持つもの」と厳しく批判。未臨界核実験を含むすべての核実験の中止、包括的核実験禁止条約(CTBT)の早期批准、NPT「行動計画」の誠実な履行と具体化などを要請しています。