縄文波(ウェーブ)三人展 絵画や彫刻などの制作を趣味にしている島津製作所の元技術者3人が、退職後にそれぞれ制作した作品を持ち寄り展覧会をギャラリーヒルゲート(京都市中京区)で開いています。10日まで。
 「縄文波(ウェーブ)三人展」と銘打ち、樽門豊さん(水墨画他)、川口久彬さん(水墨画他)、大塚楯征さん(彫刻)の元同僚3人が、「自分1人で部屋に閉じこもって作品を作るだけではおもしろくない。皆さんに見てもらって交流したい」と、開きました。
 3人は「平和と共生」という縄文文化の精神に共鳴し、作品に「ときは今 戦(いくさ)再びゆるすまじ」(川口さん)、「世界は壊れかかっている そうだろう あなた次第 そうでしょう」(樽門さん)とメッセージを込めました。
 年長者の樽門さんは、「毎日100人ほど訪れてくれてコミュニケーションをとることがとても楽しいです。形式にこだわらず心のおもむくままに制作したものばかりなので、気軽に来て自由に見てもらいたい」と話しています。
 場所は、京都市中京区寺町三条上る天性寺前町。12時から19時まで。最終日17時まで。問い合わせ先は、TEL075・231・3702(ギャラリーヒルゲート)まで。