全国で太鼓教室を主宰する「太鼓センター」代表のひがしむねのりさんが、22日、老人ホームで暮らすお年寄りに太鼓を楽しんでもらおうと教室を開き、ストレス解消や脳の活性化、心肺機能の強化などの効果がある太鼓療法を手ほどきしました。
 ひがしさんが訪れたのは京都市伏見区の京都老人ホーム。
 20人の参加者は、ひがしさんが高齢者向けに作成した太鼓療法のDVDの映像に合わせてバチを握り、三三七拍子などを演奏。途中ひがしさんが太鼓を打つ際の力加減などポイントを解説しながら、約40分の療法を体験しました。
 ひがしさんは「これからはDVDを使っていつでも太鼓を楽しんでくださいね」とのべると、お年寄りからは「楽しかった」「太鼓を初めて打ってみてスカッとした」「太鼓を打つのを楽しみにしていた」と感想が出されました。
 DVD「ひがしむねのりの太鼓の時間ですよ!」(38分)は、基本打ちや乱打の練習のほか、バチを使った太鼓体操や水分補給のための休憩時間なども盛り込まれています。価格2100円。申し込みは太鼓センターTEL0120・468・615、FAX0120・468・616まで。