ふれあいユニオンバーベキュー 5日の京都地方の気温は37.7℃。全国観測地点で4番目に高く、京田辺市では全国最高の39.9℃を記録しました。この猛暑の中、伏見港公園の水門で暑~イ、バーベキューと焼きソバ大会が開かれました。伏見地区労と個人加盟の伏見ふれあいユニオンの共同企画で、子どもを含めて約40人が炭火を囲んで汗をかきかき、猛暑をぶっ飛ばして焼き肉と焼きソバに舌鼓を打ちました。
 伏見ふれあいユニオンは、8月末に250人を数える、あらゆる職域、年齢や考え方のちがいを越えたユニオンです。これまで不当解雇や過労死、事業所閉鎖との闘いなどに取り組んできており、楽しいイベントでユニオン仲間の絆も深めています。
 5日のバーベキュー大会も子連れの主婦なども加わり、賑わいました。地区労事務局長の香川裕一さんは「こういった取り組みも大切にしています。また、11月27日の『ミュージック・ピース・フェス in 伏見』の成功をめざしています。ユニオンをもっと大きくして、頼れるユニオン、地域で存在感あるユニオンにしたいです」と元気に話します。
 伏見港一帯の水位は宇治川と同じで、江戸期は大きな港でした。近代になり、三栖閘門(みすこうもん)が設けられ、大阪(天満橋)と京都(木屋町二条)を結ぶ水運が発達しました。現在は歴史的価値のある建造物として保存され、付近一帯は公園になっています。外環状線の高架下の広場はバーベキューにもってこいの場所で土日にはたくさんのグループが楽しんでいます。(仲野良典)