戦争展.jpg 「第30回平和のための京都の戦争展」(同実行委員会主催)が3日、立命館大学国際平和ミュージアム(京都市北区)で始まり、多くの入場者でにぎわっています。
 開会セレモニーで、同ミュージアムの高杉巴彦館長があいさつし、「核兵器廃絶に向けて世界が動き出した。この時期に、戦争展を開催することは大きな意味がある。今回で30回、これからも若者に戦争体験を語り継いでいこう」と呼びかけました。
 今回の戦争展は、「韓国併合」100年の歴史から学ぶなどをテーマに開催されます。韓国・独立記念館から提供された、朝鮮半島の植民地化を記録した資料や写真をはじめ、舞鶴市が1945年7月に受けた空襲の様子を米軍が撮影した貴重な写真など約300点が展示。子どもたちや学生のための「ピーススクール」10教室や「従軍慰安婦」問題を考える講演会など11の文化企画が開かれます。8日まで。