第36回清水焼団地陶器祭 山科区にある清水焼団地で、第36回清水焼団地陶器祭が23日から3日間開催されています。清水焼団地協同組合と陶器祭実行委員会の主催で、地元窯元や小売店舗など約80店が約50万点の焼き物を出品しています。
 毎年、カンカン照りの猛暑の中、近畿各方面から多くの愛好家が訪れ、30%オフや半額という激安の焼き物を手にとって品定めしています。大阪枚方市から来た2人連れの女性は、「朝早くから来てマグカップや小皿を買いましたよ。お茶碗がほしいんでもうちょっと楽しみながら探します」と言い、亀岡市からきた夫婦は「毎年来てます。サラダボールとコップにお茶碗を買いました。見て回るのが楽しいんです」とニコニコ顔。
 箸置きばかり50本ほど選んでいた2人連れは毎年、100円のお箸置きを買っているといいます。「折り鶴型、扇子形、ひな人形の型、太鼓型なんか、いろんな形があって可愛いでしょう。毎年、近所や知り合いにあげています」と箸置きを選んでいました。(仲野良典)