地主神社七夕 7日は七夕。天の川では織り姫と彦星が出会う日。
 清水寺の中にある地主神社では、恋の願いが認められたこけし形(織り姫と彦星を著し40年前頃から始まったとか)の短冊がいっぱい結ばれています。
 地主神社は、清水八坂一帯の産土神(うぶすながみ)で、創建は奈良時代以前と伝えられる古い神社です。平安遷都以降隆盛をきわめ、徳川家光が再建し、本殿、拝殿や総門はいずれも重要文化財に指定されています。
 現代では恋と縁結びの神として「恋占いの石」、「おかげ大黒」、「恋の願掛け絵馬」、「撫で大黒さん」などでいっぱいです。七夕では大きな笹に結ばれた短冊がいっぱいつり下げられています。「背が高くて、マザコンでなく、経済力があり、頼れる方で、やさしく、面白くて決断力もあって、さわやかな人と結ばれますように」、「いつも隣にいて支えてくれる頼れる存在で仕事がきちんとして、私の家族(父と母)も大切にしてくれて、子ども好きな人。願いがきっとかないますように」などは女性の短冊。男性は「剣道が強くて声がハスキーですさまじくかつこころ優しい女性に出会いますように」などもありました。
 境内は修学旅行生や浴衣姿の女性や若いカップルなど大勢で賑わい願かけていました。(仲野良典)