西右京マジでかえるネットは6日、目前に控えた参議院選挙の争点や共産党の政策を学ぼうと、「知ってなるほど参院選・知ったらなるほど共産党」を開き、17人の青年が参加しました。
 「僕らのボートマッチ」企画では、共産党、民主党、自民党、公明党、みんなの党の政策を、分野別に政党名を隠して提示。政策だけを見てどれにいちばん共感できるかを出し合いました。民主党や公明党の一部の政策も支持はされたものの、いちばんの支持を集めたのは共産党の政策。「どの政策よりも具体的」「安全保障の問題では、いちばん外交をちゃんと考えている。話し合うことが大切」などの意見が出されました。自民党、民主党の政策はどの分野においても支持はゼロでした。
 日本共産党の渡辺和俊府委員長を講師に招いた学習会では、沖縄の米軍基地問題や日米安保問題を中心に、民主党政権の問題点や日本の現状、日本共産党の立場を学習。渡辺氏は「70年代以来、安保問題が選挙の争点になることはなかったが、今それに目を向ける時期に来ている。世論と運動でぜひ盛り上げていきたい」と語りました。参加者から「なぜ社会党は変わってしまったのか」「基地のなくなった後の沖縄の経済はどうなるのか」など活発に質問が出され、渡辺氏は一つ一つ丁寧に解説しました。
 参加した青年らは、「渡辺氏の話を聞いて、もっと知りたい、できれば直接現場に行って見てみたいと思った」「政党名を隠して考えてみるのは面白かった。改めて共産党やなと実感した」「普天間問題が良く分かった。いろんなことがたまりにたまってもう我慢できなくなっている。選挙たたかえそう!」と意欲を高めていました。
 西右京マジでかえるネットは今後、松竹伸幸氏を招いた学習会や、キャラバン宣伝などを企画しています。またかえるネット京都は、13日に和牛登録会館で青年のつどいを開催します。(つかだ藍)