地球温暖化防止京都ネットワークと気候ネットワークは4日、京都市中京区のハートピア京都で「低炭素のまち・京都をめざす懇談会」を開き、26人が参加しました。
  「京都型低炭素なものづくりを考える」と題して、工業デザイナーの吉川博教氏が報告。吉川氏は、大量生産・大量消費から今に至る時代の変化、その中で、自らかかわってきた工業デザインと工芸の世界を作品を通じて紹介しながら、各地の伝統工芸に携わる人々とのコラボレーションの持つ意味や、商品化していく上での課題を述べ、低炭素社会に進む上での伝統産業やものづくりの意義について話しました。
  報告の中では、ものづくりを復興・発展させていく上で、「手づくりの現場をだれでも見えるような工房づくり」が提案されました。(榊原)