核廃絶国際署名 「NPT再検討会議へ、25万人の核兵器廃絶署名を京都から」―京都宗教者平和協議会と京都原水協は21日、京都市東山区の清水寺で、核廃絶の国際署名を呼びかける行動を行い、198人の署名を集めました。5月の核不拡散条約(NPT)再検討会議(米・ニューヨーク)に向け、京都では国際署名25万人を目標に、様々な団体が運動に取り組んでいます。
 10人の参加者は、「核兵器のない平和な世界を子どもたちに手渡しましょう」、「あなたの署名を、私たちが再検討会議に届けます。署名に協力を」などと参拝客に呼びかけ、ビラや平和の折り鶴を手渡しました。俊正まさ子さん(70)は、「1500人の署名目標を自分で決め、1200人まで集めました。平和は大事ですねとみんな協力してくれます。ぜひ、目標達成して、再検討会議に参加します」と話しました。
 同原水協の小杉功事務局長は、「各団体や個人が、広く様々な人に署名を呼び掛けていくことが大切。京都全体も目標達成へ、取り組みを強めたい」と話しています。