原水爆禁止京都協議会は13日、京都市中京区のラボール京都で、核兵器廃絶を求める国際署名を推進するための集いを開催し、約30人が参加しました。京都では25万人分を目標に取り組んでおり、5月にニューヨークで行われる核不拡散条約(NPT)再検討会議に届けられます。
 NPT再検討会議に参加予定の宇治市の女性は、昨年の原水爆禁止世界大会やメーデーなどで1200人分の署名を集めたことを報告し、「誰にお願いしても賛同し快く署名をしてくれます。1500人分を集めたい」と決意を語りました。
 京都生協で働く男性は、各地の生協の店舗前で、パンダやサンタの着ぐるみ姿で、自作の歌を歌いながら署名を呼びかけていると報告しました。
 また、宗教者平和協議会の女性は、「色々な核兵器廃絶に対する思いや署名の取り組みが分かって勇気が出た」と感想を話しました。
 同協議会の小杉功事務局長は、「参加者同士の核廃絶に対する願いが交流され、NPT再検討会議に向けて意志を一つにできた。これからは、広く様々な人に署名を呼び掛けていくことが大切」と述べました。