太平洋戦争開戦日の8日、立命館大学衣笠キャンパス(京都市北区)で第56回「不戦のつどい」企画(同実行委員会主催)としてパネルディスカッションが開かれました。
 国際関係学部の君島東彦教授と産業社会学部の福間良明准教授、立命九条の会やNGOで活動している学生らが「戦争はなくせるか」「日本は『平和』だと思うか」などをテーマに議論しました。
 君島氏は「何百年か先に戦争はなくせる可能性はある。人間の努力で克服できる可能性があるが簡単なことではなく、世論や行動が必要だ」と語りました。
 「『平和』に対して私たちができることは?」というテーマには学生から「過去の諸事実を学ぶこと」「人に関心を持つことと、関心を持つ人を増やすこと」などの意見が出されました。
 福間氏は学生らの意見に「過去に起こったことを丹念に考えること」などと助言しました。(山手四郎)