子ども高齢者医療費署名 京都府に子どもの医療費無料化や高齢者の医療費負担軽減の制度化を求める署名運動の実行委員会が7日、結成され、取り組みがスタートしました。署名は50万人分を目標にし、来年3月に知事に提出する予定です。
 実行委員会には、新婦人、京都民医連、年金者組合、日本共産党などが参加。署名の要望項目は、○子どもの医療費窓口負担を入院も通院も、小学校卒業まで無料とすること○65歳以上の高齢者の医療費窓口負担を軽減すること、の2点です。
 この日、京都市中京区のラボール京都で開かれた実行委員会では、京都社会保障推進協議会(社保協)の松本隆浩事務局長が、「団体だけではなく、医療機関や保育所などに広く申し入れを行っていこう」と呼びかけました。
 参加者らは、「山科区で社保協を中心に地域実行委員会を立ち上げている。さらに多くの人に呼びかけたい」「子どもが『医療費がかかるとお母さんに怒られるから』と病院にいきたがらない話を聞いた。だれでも医療を受けられる社会にしたい」と決意を語りました。
 同実行委員会は来年1月19日に大規模な学習決起集会を開くことを決めました。