伏見母親大会 伏見母親大会が5日、呉竹文化センターで行われ、約110人が参加しました。実行委員会を代表して開会挨拶した長谷川聖子さんは「私たちは今、歴史的な大会を迎えました。自公退場で政権交代した総選挙結果はドキドキワクワクで、私たちが長年掲げてきた要求の実現に向け第一歩を踏み出したのではないでしょうか。5月の京都母親大会、8月の日本母親大会を大きく成功させてきました。看板の『輝け憲法! くらしに、子育てに…」のスローガンのように、憲法の視点で子育て、くらし、平和な社会をみなんで力を合わせてつくっていきましょう」と呼びかけました。
 舞台では、フラダンスサークルによるフラダンスが披露され、参加者110人全員による実技講習で楽しい踊りを体験。京建労主婦の会から日本母親大会に参加した体験談、年金者組合と新婦人合同の悲惨な広島原爆の創作朗読劇「くすのきと少年」に会場は静まりました。また、教職員による「エアコン日本一」「パソコン日本一」「授業日数日本一」「給食日数日本一」「休職日数日本一」と歪んだ学校の現状を伝える寸劇などで、会場は爆笑、悲しみ、憤りなどが渦巻きました。
 特別出演として、伏見の文化・歴史を取り入れた教育実践をしてきた教師の早川幸生さんが「伏見人形と平和」と題して、持参した江戸期から明治までの実物の伏見人形を通して平和と戦争の歴史を語りました。最後に参加者全員で「憲法9条五月晴れ」を大合唱し、明日から胸を大きく張って、力強い運動をしようと誓い合いました。(仲野良典)